本の紹介 「地震イツモマニュアル」

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皆様こんにちは!

平成29年が明けたと思ったら、あっという間にお正月も終わって、気がつけば1月も中旬です、ホント早いですね

今から22年前の平成7年(1995年)1月17日に阪神淡路大震災が発生しました。

3月11日には東日本大震災から6年となりますし、昨年の4月には熊本地震がありました。

そういう意味でも、この時期は防災に関する様々な情報に接する機会も多いと思いますが、必要な情報を一覧できてわかりやすくまとまっている情報源って意外と少ないです。

テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、インターネットの情報はどれもが、どうしても断片的になりがちですし、いざというときに見返したり、探すのが、難しかったり、という欠点があります。

そういう点で、必要な情報が1冊にまとまっている、こういったマニュアルが手元にあると、知りたい情報にすぐにアクセス出来て大変便利です。

この本の前進「地震イツモノート」は阪神淡路大震災の被災者の声と工夫をまとめた物で、教訓を防災に活かすために2007年に発行されました。

残念ながら、その後も日本列島は、沢山の大きな地震災害に繰り返し見舞われ、そのたびに大きな被害がもたらされました。

誰もが備えの必要性を痛切に感じていますが、いざ実行となると、何をすれば良いか、何を備えれば良いのかがわからずに、ついつい先延ばしを、してしまったりします。

普段、あまりに便利で快適な日常の中に居る私達が、その日常が、壊れてしまった場合に、どんな状況が起こるのか、どんな事で困ってしまうのかをイメージするのは、中々難しいことですよね・・この本にはそういう事へのヒントや答えがギュッと詰まっています。

何を用意しておけば良いのかだけではなく、何故それが必要なのか、具体的にどう役立つのか、備えが無いと、どういう事で困るのか。

災害時にどうすれば良いのかだけではではなく、普段の生活の中でどのように備え、暮らしていけば良いのかが見えてきます。

何を優先し、何から備えるべきか?といった優先順位は人それぞれ、各家庭によって違うかもしれませんが、先ずは出来ることから、少しづつ取り組んでいけば良いのだと気付かされ、ついつい身構えてしまう、防災への敷居もぐっと低くなる感覚があります。

防災を特別な事とせずに、日常の一部として捉え「モシモ」ではなく「イツモの暮らし」の中に、しぜんとある。そんな考え方は防災をより身近なものにさせてくれますね

因みに、この本「地震イツモマニュアル」の一番のキモである分かり易く親しみの湧くイラストと、読みやすく分かりやすい文章を手がけているのが!
イラストを担当されている、寄藤文平さん(箕輪町出身)
文章を担当されている、梶谷牧子さん(伊那市出身?)
ともに、我が長野県のご出身だそうです、それを知って、より一層この本に親近感が湧いてきました(^^)



地震イツモマニュアル 地震イツモプロジェクト 編 寄藤文平:絵 NPO法人プラス・アーツ:監修 発行所:株式会社ポプラ社
定価:1,100円[税別]


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かいてきの木

住所:長野県長野市若槻団地1−492

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