本の紹介【禅に学ぶくらしの整え方】

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禅に学ぶくらしの整え方
著者:吉村昇洋(曹洞宗八屋山普門寺副住職)
発行:株式会社オレンジページ

著者の吉村昇洋さんは、曹洞宗大本山永平寺で修行をされ、現在自坊である曹洞宗八屋山普門寺に戻り副住職を務める傍ら禅仏教や臨床心理学、精進料理、仏教マンガに関する講師、執筆活動を積極的に行っている方です。今作が5冊目の著書にあたるという人気作家さんですね。

昨今、書店に行っても「片付け本」や「そうじ本」は、沢山ありすぎてどれを買ったらよいか迷うほどですが、殆どが女性が書かれた本なので、著者が男性というだけでも、男性にとっては手に取りやすく感じます。(モチロン中身は性別問わずに役立つ内容ですよ!)

「禅に学ぶ」と聞くと難しそう!私には関係ない!と思うかもしれませんが、文章も内容も、ぜんぜん難しくありません、優しく現代的な語り口で、すぐに日常に活かせる心が整うくらしのヒントがいっぱい載っています。

各章ごとに「そうじ」「食事と料理」「禅の教え」等のテーマ別に分かりやすく学ぶことができます。正しいぞうきんの絞り方や、正しいほうきの使い方のページなんかもあって、勉強になりました、ぞうきんやほうきなんて、普段使わないよね・・と思う方でも、ぞうきんやほうきの良さみたいな事も一緒に書かれているので、読むと使ってみたくなると思いますよ!

イラストや写真が豊富で、キレイなカラーページもあります、とても読みやすく、パラパラとページをめくっているだけでも何だか背筋が伸びて心が整ってくるような気がする本です。

お寺の建物って何百年も使用する事も多いですよね、日本の気候風土の中で、日本の木造建築を長く大切に使い続けていくシンプルなノウハウがお寺の生活には詰まっているのだろうなと感じました。

 

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かいてきの木

住所:長野県長野市若槻団地1−492

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