東京ディズニーリゾートは今年開業33年目だそうです。何故、30年以上経ってもパーク内は古さを感じさせず、清潔であり続けているのでしょうか?

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パーク内は常にお掃除中

ディズニーのパーク内は、ご承知の通り、営業時間中も、常に掃除が行われています。ホウキとチリトリを携えたキャストが、絶えず路面の清掃をしていますし、大きなカートを押したキャストが頻繁にゴミの回収をしていきます。トイレの中も、常に巡回して掃除をしていますから、掃除中の看板を掲示して、使用を規制することもしません。掃除もパークの日常の一部というわけです。

しかし、まるで開業当初のような美観をいつまでもキープし続けることができる理由はそれだけではありませんでした。その秘密は深夜にあるようです・・

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汚れは毎晩リセットされている!

ディズニーのパークでは毎晩深夜0時頃から朝の開園時間ギリギリまで徹底的な清掃を行ない、その日の汚れをリセットしているそうなのです。

パーク内にはおよそ50m間隔で散水栓が設置されていて、消火用ホースよりひと回り細いくらいのホースを接続し、高い水圧であらゆる路面を毎晩徹底洗浄しているそうです、高い水圧で放水するため、新人キャストだとホースを持ち続けるだけでも大変なくらいの重労働だそうです。

レストランの厨房も大量の水を使って丸ごと洗浄され、トイレも便器や床をホースで水をかけながら徹底的に洗浄するそうです。

アトラクションの施設や設備も隅々までバキューミングを丹念に行ない、シートやボディは、手作業で磨き上げています。

TDRを運営するオリエンタルランドでは、この徹底した深夜の清掃作業の仕上りレベルに基準を定めているのですが、なんとそれは「赤ちゃんがハイハイ出来るレベルまでキレイにする」というものだそうです。そこまで毎日徹底的に汚れをリセットしているわけです。

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汚れる前に清掃する!

こういった深夜の清掃は、雨が降っても、雪が降っても、台風が来ても、スタッフの安全確保が出来る限りは基本的に中止することはありません、雨が降っている時に屋外をわざわざホースで洗浄する必要なんてあるの?と思うかもしれませんが、汚れを洗い流すのが目的であるため本質的に天候とは無関係なのだそうです。むしろ雨の日ほど路面が汚れるので、一層必要性が増すくらいなのです。

ディズニーのお掃除の特徴は、汚れていようがいまいが定期的に清掃するという点です。そもそも汚れたから清掃するという概念がありません、理由は汚れる前に清掃するほうが簡単で効率的だからだそうです。汚れが新しいうちに頑固になる前に清掃しますから簡単にキレイになるわけです。

こういった地道な作業を毎日絶えず続けているからこそ、30年以上経ってもオープンしたてのようなフレッシュさと清潔感を保てているのですね。

その日の汚れはその日のうちに!

ところで、この「汚れる前に清掃する!」というやり方は、住まいのお手入れにも大いに参考になります。要は汚れを溜めなければ、何年経っても家は新築のような清潔感をキープできるわけです。

汚れは溜めれば溜めるほど落としづらくなります、「年末にまとめて掃除をすればいいや」と、軽い汚れの拭き取りを先延ばしにしてしまうと、後で大きくツケが回ってきます。時間が経つほど汚れに利息が付き、落とすために何倍もの労力と時間を要してしまいます。

頑固になってしまった汚れを強引に取り除くと、傷がついたり、表面のコーティングが剥がれたりといった、ダメージが生じ、その後、更に汚れがこびりつきやすくもなってしまうのです。

汚れは新しいうちに、ひと拭きで落ちる時にリセットしていくのがもっとも賢い対処法です。

表面の拭き掃除、床のモップがけ、などは、ごく簡単でよいので、汚れていないように見えても毎日に行う汚れを溜めない習慣づくりが大切です。

強く擦らなけば取れない頑固な汚れと格闘し始めると、掃除は途端に苦行になってしまいますが、サーッと軽く拭き取れる汚れなら、逆に気持ちが良いものです。

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大掃除で頑固な汚れと戦ってはいけない!?

年末に大掃除を行う時は、普段どうしても手の届かない、家具の裏や、高い場所など、どちらかと言うとホコリの除去に時間を使いましょう、大掃除の時に頑固な汚れと格闘するのは非効率なのです、汚れは頑固にする前に取り除いおくのが正解なのです。

先延ばしせず、汚れていてもいなくても、「その日の汚れはその日のうちにリセットする!」これだけをディズニーの掃除から学ぶだけで、じつは時間と労力はぐっと節約できます、そしてこの方法こそが、いつまでも快適な住まいをキープし続ける唯一の方法だということを教えてくれているのではないでしょうか。

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【参考書籍】
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「お客様の幸せ」のためにディズニーはまず「おそうじ」を考えた
著者 我孫子薫
発行所 株式会社小学館

 

 

 

【ブログ】 かいて木日記 

羽鳥 弘晃
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