もしも、大型の婚礼タンス等の大型の家具類を処分したいと思ったら、どうしますか?
長野市で考えられる
現実的な選択肢を5つ用意してみました、それぞれメリット、デメリットがありますので、検証してみたいと思います。

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1.不要なタンスをリサイクルショップで買い取ってもらう

キズ、カビ、汚れ等が無い(又は少ない)美品、デザインが古すぎない物(概ね10年以内くらい?)や、逆にアンティークと呼べるような年代物のタンスであれば、リサイクルショップに出張買取を依頼しましょう。但し、いくら購入時の金額がウン十万円、あるいはもっと高かったとしても、買取価格は期待しないほうが良いです、処分するとなったら、少なからず費用がかかることになりますから、タダ同然の値段でも搬出作業もしてくれて引き取ってくれるのであれば、十分メリットはあると考えましょう。

それでも、買い取ってくれるかどうかは、実際に見てもらわなければわかりません、買取不可の場合も十分考えられますので、できれば事前にリサイクルショップの店舗に足を運んで売場の商品を自分の目で見てみましょう、どんなものなら引き取ってもらえそうか・・自分の家の家具は買い取ってもらえそうかどうかは売場を見るとなんとなく想像出来ると思います。

婚礼タンス等の大型家具は、住宅事情の変化などにより年々需要が少なくなってきているうえに搬出が大変で、在庫リスクも高いので、よほど美品でないと買い取ってもらえません。(そもそも買取対象から外しているお店もあると思います)

ですから、大型家具の出張査定を依頼する時は、できれば1点だけ依頼するより、他の、売れ筋の家具類(ダイニングセット、小ぶりな食器棚、小さめサイズの整理タンス等)や、貴金属類、ブランド品、小型家電類などのリサイクル店が買取強化しているような物を一緒に査定してもうらう方が有利になるかもしれませんギリギリボーダーラインの品物であれあば、他の物と抱き合わせる事によって、「沢山出していただいたので、これも何とか頑張って買い取りましょう!」みたいな流れになることもあると思います。

2. 分解して、ゴミの日に出す

長野市の場合ゴミの収集に出せる粗大ゴミのサイズは1m×50cm×50cm以内です。それらに1枚40円の粗大ゴミシールを貼り付けて集積所に出すことになります。でも、処分しようとしているタンスにもよりますが大型のタンスをこのサイズにまで小さく解体するのは結構大変な労力です、場合によっては電動の丸ノコ等も必要になるかもしれませんし、解体するスペースもそれなりに必要です、解体作業をすると周囲もかなり汚れますし、そのためにシートを用意したりの準備も必要、頑張って解体したとして、最後は集積所まで運ばなければいけません、ですので、費用は一番低く抑える事ができますが、あまりオススメできません、ヤル気と時間がたっぷりある方以外は労多く益少なしの方法ではないかと思います。

3. 自分で「ながの環境エネルギーセンター」に持ち込む

ご自身で「ながの環境エネルギーセンター」に搬入するのが、労力と費用のバランスとしては理想に近いと思いますが問題になるのは、搬出作業とトラックの調達です、自分で搬出が可能で、トラックが用意できるのであれば一番良い方法だともいます。エネルギーセンターへ持込時に支払う処分料金は可燃物の場合10kgごとに160円です。例えばタンスの重量が60kgだった場合料金は960円ということです。ちなみに不燃物の単価は10kgごとに200円です。

長野市松岡の「ながの環境エネルギーセンター」ヘ着いたら先ずトラックごと受付の車両重量計に乗って重量を記録し、案内に従って指定の場所に廃棄物を降ろします、最後に精算所でもう一度重量を測り、降ろした重量分の料金を現金で支払います。

詳しくはコチラ
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清掃センターへのごみの搬入方法及び処理手数料

4. 清掃センターに回収を依頼する

トラックが無い場合は、清掃センターに依頼すると自宅まで回収に来てくれます。その場合は、屋外の積込できる場所に出しておく必要があります、清掃センターの職員さんは搬出作業はしてくれませんので注意して下さい。それと依頼から引取までは結構日数が掛かると思っていたほうがよいです、回収する曜日とか時間帯も決まっていると思います。料金の設定は、3段階ですので単品で出したい時などは割高になってしまう場合もあります。

詳しくはコチラ
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長野市清掃センター 一時多量ごみ収集制度

5. 粗大ごみ回収、処分業者に回収を依頼する

自分であれこれ面倒なことは考えず、お金だけ用意すればOKなので、料金に納得出来れば良い方法です。搬出作業を専門家にしてもらい、そのまま引取処分してもらうことを考えると、実は一番現実的でもあります。、無料で見積りに来てくれる業者は結構あると思いますので、できれば事前に見積りを取って納得してから依頼しましょう。

業者に依頼する場合は是非コチラも御検討下さい。
料金やお客様の声も多数掲載しております!
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大型家具の搬出方法

婚礼タンス、大型タンスの処分はどの方法を選択しても、一番大きなハードルは搬出です。これらのタンスは通常、搬出し易い場所にあるのは稀で、大体2階や玄関から遠い一番奥の部屋にあります。搬出経路が長くなるとタンスがスムーズに通れるだけの空間が確保できれば良いのですが難しい箇所が出てくることが多いです。

最後に搬出のコツを整理しましょう。

①搬出路をしっかり確認し、確保しましょう

何十年も前に入れた家具だと、当時は無かった物が手前に置かれてしまっていたり、当時はギリギリ搬入したけれど、その後廊下や階段に追加した手すりが邪魔になり搬出出来ないケースもあります。作業前にそのあたりをしっかり確認してから行いましょう。

②滑り止めが付いた軍手を使用しましょう

タンスは表面がサラサラしていて滑りやすいので、手を滑らせて誤って足に落としてしまったり、壁や床を傷付けてしまう恐れがあり大変危険です、滑り止めの付いた手袋があると作業性と安全性がまるで違いますので必ず用意しましょう。

③無理せずなるべく軽量化をしましょう

引出し、棚板などの取外せる部品はすべて取外してなるべく軽くしてから搬出しましょう。棚板は運搬中に向きを変えたり傾けたりした時に急に飛び出してきたりします。大変危険ですので忘れずに取外しておきます。

④処分の場合は、出来れば扉は外しましょう

搬出時は、少しでも重量が軽くなると作業性、安全性がぐっと改善します。婚礼家具の扉は頑丈で重い場合が多いので、扉を外すとだいぶ軽くなります、又、つかめる場所が増えて作業もしやすくなります。外し方は蝶番のネジをドライバーで緩めて外すのが安全策ですが、簡単に外れる場合もありますが蝶番のタイプによっては全てのネジを手回しで外すのはかなり面倒な場合もあるので、大変なら扉を半開きにして出来た隙間(蝶番の近く)にバールを差込み、こじ開ける容量で1箇所ずつ木ネジごとむしり取る要領で外していきましう。

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⑤毛布を上手に活用しましょう

引越し屋さんや家具屋さんが毛布を利用して床を滑らせて家具を移動するのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?この方法を使うと、壁を傷つけるリスクが大幅に減ると同時に作業の精度が上がります、幅がギリギリの時などはこの方法を使わないと搬出できない場合もあります、何より楽に作業ができるので、積極的に活用したいテクニックです。

毛布は床にキズを付けないために出来れば2つ折りが安心です、片側の毛布を長くしておいて1人はその毛布を引っ張って、もう一人が後ろから押すようにします。

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